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かわらばんアーカイブ(2023年9月28日号)

いつも弊社商品をご利用いただきありがとうございます。 四代目でございます。
本日は、かわらばん 2023年9月28日号です。

かわらばん vol.2023年9月28日号

執筆:四代目
お米の収穫がひと段落しまして、ほっと一息ついております。 今年の福井は夏場ほとんど雨が降らず、お米の方にも大きな影響が出ました・・・。

コンバインで田んぼに入ってもキャタピラが泥で汚れないくらい乾いてました。作業は楽だったので、その点は良かったかも? ただ、やはり水分が少ないと、米が熟す前に枯れてしまいます。 チェックをしていると、乳白米(未熟なお米)が多く感じられました。

お米というものは真っ白に見えるかもしれませんが、実はうっすらと透き通っています。 一方、水が少なかったり生育不良などで未熟なまま収穫されたお米というものは、中心部が白く濁ってしまいます。 これはデンプンの生成が不十分だったせいで、空気が中に入り込んでしまっているためと言われています。

ではこの未熟な乳白米、炊くとどうなるかといいますと・・・。 非常に柔らかい、べちゃべちゃの炊きあがりになってしまいます・・・。空気を含んだ中心部のせいで、割れやすく、吸水しやすくなってしまうせいです。

弊社ではこの乳白米を含め、異物や籾をセンサーで弾く「色選別機」を導入しておりますが、今年はセンサーちゃんがフル稼働してました・・・!!

ということで、今年はやや収穫量が少なめでした・・・。 ちなみに、選別後のお米は例年通り大変おいしいのでご安心ください!

あと、これは自慢ですが。。。 今年の食味検査(玄米の旨みを数値化)は最高89点でした!検査用に選別したものでなく、ランダムに選んだやつです!!

通常、70点以上で「おいしいお米」とされているので、今年のうちの米は美味いぞお・・・