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かわらばんアーカイブ(2005年5月号)

いつもご利用ありがとうございます。本日は2005年5月に三代目が執筆したかわらばんのご紹介です。

かわらばん vol.2005年5月号

執筆:三代目
カラスが大きな鳥を追いかけ回しています。よく見るとそれは鳶(とんび)。田んぼのザリガニをめぐってのトラブルでした。鳶の情けない姿。猛禽類のはずなのにいったいどうしたのでしょう。

我が桃園ではキジ、カモが卵を抱いていましたが、カラスが襲い、親鳥がひるんだ隙に卵をゲット。親鳥の声のなんと悲しいことか。農舎では鳩が餌食になりました。ゴミを荒らすのは日常で、畑の野菜などは根こそぎ食べてしまいます。鉄道線路に置き石をしたり、放火犯として報道されたこともありました。

さて、カラスとの戦いは長く、桃園の被害対策では青春時代の大切な”ジャズを録音したテープ”を惜しげもなく畑に張り巡らせました。黒いビニール袋をカラスの死体のようにしてぶら下げたり、透明テグス糸も張りました。ヘビに似せて枝にロープを這わしたりもしました。

結果、完敗!賢いよ。お前達は好んで殺生しているわけではないし、全部食べて、残すことはしない。不倫なんてしないし、子供を虐待なんてしません。良くわかっています。

でも山へ帰ってください。どうかお願いします。熊も猿もイノシシも鹿もみんな山へ帰ってね。ここは人間様が我がもの顔でのさばっているところなんですから。
追記:四代目

弊社ではその昔、桃園を営んでおりました。いまではプランター栽培としてごく少量を栽培しています 小ぶりな桃しか生らないため、出荷はしておりません・・・

また、父(三代目)は若かりし頃ビッグバンド編成でジャズを演っておりまして、トロンボーン吹きだったようです。私(四代目)も音楽全般好きですが、父から受け継いだものの一つです。